北森輝の日々成長ダイアリー★

三重大学で看護を学ぶ留年経験者な大学生が日々の生活を語る日記みたいなブログです。

Twitterで質問いただいたので、そちらに回答します。

こんにちは。輝です。

 

連日、三重大のクラスターについて取り上げられていますね。

昨日、九州の友人からも、ニュースで大々的に報道されていると知りました。

どうやら全国的に話題のニュースになってしまっているようです。

 

何度となく言っていますが、今回のことはネットでもかなり荒れています。

当事者以外の三重大学生への誹謗中傷やWikipedeiaの改ざんもあったようです。

まあ、バカなことは勝手にさせておけばいい話ですが。

 

さて、今回の記事は、とある方からの質問を頂きましたので、

そちらに回答していきます。

 

僕はTwitterで質問箱というサービスを利用して、

匿名の質問をたくさんいただくのですが、

その中にこんな質問をいただきました。

 

f:id:hikaru-nforest:20200806190310j:plain

質問いただいたのは、とある医学部生の1年生の方ですね。

これまでの報道や誹謗中傷に対して、怒りを露わにされています。

また、医学部生がそういったバッシングをされる反面で、

他の学部の方が軽視されているのではという考えももたれているようです。

 

それでは、この質問に対して回答していきます。

今回は僕の意見を聞きたいということで、あくまで僕の私見で話をしていきます。

賛否両論あるかとは思いますが、それはまたコメントでもいただければ幸いです。

 

1.「医学部」という情報を報道に載せることについて

まず、クラスターになった時点で、大学名を挙げたことについては、

僕自身も問題ないと思います。

今後の住民への感染のリスクを減らす意味で報道に使用するという目的が

あったと考えられ、これにより、防疫という側面での効果があると考えます。

 

では、「医学部」という点を報道する必要性はあったのか。

結論から言うと僕は必要性はないと考えます。

三重大学、というある程度地域が確定している段階で、

防疫及び感染対策意識の向上は十分形成されており、

さらに細かい所属を伝えることは必要性は低かったのではと考えます。

 

少なくとも、大学内がWEBサイトにアップしている情報では、

学部についての記載は一切ありません。

三重県のHPの情報に則った最低限の情報しか記載されていません。

 

大学がこのような対処をしている中で、

マスメディアがそれ以上の所属を報道する必要性はあったのでしょうか。

どちらかといえばNOでしょう。

 

情報をより正確に届ける、より細かい情報を発信する、

というのはメディアとしてのあるべき姿なのでしょう。

しかし、今回は必要以上の個人情報は回避されているはずです。

 

 

三重県の情報開示については、

必要に応じて、掲載している以上の情報を開示することは、

公益の観点から十分あり得ることではあります。

しかし、今回のこの「医学部」という情報開示は果たして必要だったかは疑問です。

 

反面、医学部という報道をすることで、

他学部への風評被害を軽減することにはつながるという考え方もできます。

それはメリットとして考えることはできますが、

外部からすれば、医学部であろうが違おうが、

それは大きな問題ではないと考えています。

 

結論として、医学部という情報発信は、

実質的には不要だったのではという考えを持っています。

バッシングを受ける範囲を狭められたとはいえ、

防疫および感染対策意識の向上という側面から考えても、不要であったと考えます。

 

2.マスコミの世論の煽動について

この点については、憶測の域を離れないために、

あくまで自身の意見として述べていきます。

けして事実と必ず合致するかということは保証できません。

ご了承ください。

 

マスコミが医学部と出したことについては、上記のように不要だったのでは、

という意見が自分の中にあります。

それでは、それでも「三重大学医学部」でクラスターが出たという報道した根底には

何があるのでしょうか。

 

1つは、医療者を育てる機関で、大規模の可能性があるクラスターが

初めて出たという事にあると考えます。

これまで大学生がクラスターとなり、

広範囲に感染を拡げたなどのニュースはありました。

 

しかし、医療者養成の機関でのクラスターはあまり聞かなかったことから、

大きく取り上げたのではという見方ができます。

 

もう1つの見方ですが、

こちらは注目を集める、という部分もあったのではと思います。

三重大学クラスター」であれば、他大学で起こったクラスターと大差ありません。

しかし、「医学部でクラスター」となれば、注目する人は増えるでしょう。

 

 

そういう意図がどこかにあったのでは、ということを、

少し疑ってしまうのは、マスメディアがなんとしてでも情報を知ろうとする

貪欲さがあることに起因するのかもしれません。

 

では偏向報道といえるのか、というところですね。

確かに、これまでは他大学で大学名が出ることは良くありました。

近隣大学だと、名古屋大学なんかがそうですね。

 

しかし、学部までは大きく報道されていなかった。

今回の三重大学については、学部まで大々的にニュースとなった。

これについては自分も疑問であるので、なぜ学部まで報道したのかについては、

なにかの機会に追求してみようと考えます。

 

納得のいく答えは得られていない。

そういう意味では、偏向報道なのではと考えるのも不思議ではありません。

しかし、この点は不確実性が高いことなので、

ここではこれ以上は言及しないことにします。

 

3.外部からのバッシングについて

これについては、Twitterを中心に様々なSNSで誹謗中傷が見られます。

ここには掲載しませんが、相当頭の悪い誹謗中傷も多いわけです。

(こちらに関しては、情報をこちらでも収集し、適切な機関や法的機関から提出を言われたときに為に、全て残してあります。)

中にはYouTuberを称している方などの発信力のある方も含まれます。

 

その中には、

「医学部生として失格だ」

「医師免許を与えてはいけない」

などといったことや、質問にもあるようなお金に関する話もあります。

 

先に言っておきますが、

彼らも大学生であり、医学生ではあるものの、

感染対策などの知識は、他学部や一般の方と大差はないわけであり、

医学部だから特段意識できるのかと言われれば、

別に一般の方と同等の事しかしていません。

 

手洗い、マスク、3密を避けるなど、何も他の人と変わりはないです。

もちろん、医学部生として実習などもあるため、感染対策については、

十分に注意喚起がなされます。

 

しかし、それ以上の行動意識については、

個人の行動選択であり、集団を叩いていい理由にはなりません。

 

誹謗中傷は、様々な法に触れる違法行為となりますが、

もし仮に批判するのであれば、自身の行動で感染リスクを上げた、

一次感染を起こした学生個人に向けられるべきものです。

 

それを他の学生なども同等に批判することは、

開いた口がふさがらないレベルのとんだお門違いな話というわけです。

ましてやこれまで感染対策としてオンライン授業などを取り組んできた、

大学を叩くなど、ただの迷惑でしかないわけです。

 

そもそも、そんな批判をするよりも、

次に感染する人を生まないために行動していく方が有効だと考えますし、

叩いたところで、そのクラスターがなかったことにはなりません。

 

批判よりも、次の感染者を生まない為の提案をしていくべきです。

批判したところで、誰も得をしません。

最初に感染した学生諸君が自己で反省してもらえればそれで結構です。

 

外部のみなさん宛に、一応、書いておくと、

後日大学内で先生方から、みっちりこってり絞られると思うので、

あなた方が批判する必要は一切ありません。

 

というわけで、大学内で起こったクラスターは、

専門機関と大学内で、対処されるので、

その結果を待ちましょう。

 

そこで、最終的に事実が開示されます。

不用意なバッシングはせず、

いつも通り感染対策をしていきましょう。

 

質問への回答については、これで終わりです。

なお、今回の投稿は僕の私見がかなり強いので、

けして事実と100%一致するとは限りません。

 

様々な信用できる情報を得て、

みなさん自身で判断していただければ幸いです。

 

さて、この質問をしていただいた学生さんへ一言。

 

あなたの怒り、思いはきちんと届いています。

実際にアクションを起こすのは相当勇気の要ることです。

匿名だからこそ、今回アクションできたと言うこともあるでしょう。

 

しかし、思いだけでは世の中は変わっていかないです。

残念ながら、大衆の声というのは、正しいかどうかではなく、

大きいかどうかで変わります。

 

そのためには、アクションしていくことが必要になります。

今回は投稿というアクションをしてくれたことで、

こうやって1つの記事になりました。

 

あなたの求めていた答えになったかはわかりませんが、

1つの参考にしていただければ幸いです。

 

今後も是非アクションを起こしてください。

あなたの行動で救われる人もいるかもしれませんから。

 

最後に。

何度でも言いますが、自分は正しいと思うことを発信し続けます。

悪いことは悪いと言います。

誰も言わなければ何も変わらないです。

誰かが声を上げれば、少しでも良くなるかもしれないと信じています。

 

そういう思いで、これからも過ごしていきます。

 

批判よりも提案を。

皆で今の生活を守っていきましょう。