結局、自分のために生きている。
こんにちは、輝です。
ここ数日でグッと冷えましたね。
全国では雪が降った地域もあるみたいですね。
寒さが強くなってくるとともに、
年の暮れも近づいてきました。
今年も後数えるほどですね。
さて、今日はこんな話をします。
「結局、自分のために生きている」
みなさんは、
「どうして僕は頑張っているんだろう?」
と考えたことはありますか?
家族のため?自分のため?
答えは風の中・・・
そしてどんな人でも生きる「明日がある」んですよ。
ちょっと懐かしの1曲をネタにしましたが、
みなさん、いろんな理由で頑張ろうとしているんですよね。
自分もよく頑張る理由を考えることがあります。
大学やアルバイト、ベンチャーやその他諸々。
なんでなんでしょうね。
答えって毎回違うし、はっきり出ないこともあるんですよ。
その時その時で自分の背景って変わりますし。
しかし、そこに1個だけ忘れちゃいけないことがあるんですよね。
それが、「自分のため」であること。
どんなに社会に求められていることでも、
どんなに周りがよい思いができたとしても、
自分のためにならないことって、そもそもやる必要が無いんですよね。
自分のためにならない事って、
どこまでいってもその事実って変わることがないんです。
ただただ自分が損をする。
自己犠牲が悪いとはいいません。
それが自身にとってよいと感じるのであれば、
それは自分の満足、という部分では自分のためになっていると思うので。
みなさんは「三方良し」という言葉を知っていますか?
江戸から明治にかけて活躍した近江商人の精神ですね。
三方というのは、「売り手」「買い手」「世間」のことを指しています。
分かりやすくいえば、「自分」「相手」「社会」の3つのことです。
近江商人は、自分(売り手)が利益を上げるだけでなく、
相手(買い手)に対して喜ばれる商売をしたとされています。
またそうして得た財産を社会のために使った、という話が有名ですね。
これは商売だけでなく、自身の生き方にも言えるでしょう。
自分・相手・社会の三方すべてに於いて良しとされることが、
今の社会では、ビジネスや生き方の多様化にもつながってくると思います。
しかし、この三方良し。
どこから始まるか、といえば、
やはり、「自分の利益」から始まるんですね。
自身が利益を生み出そうとするからこそ、
相手との関係性が生まれ、それをよりよく保つことで、
相互に利益が生まれ、よりよい関係性へと発展し、自身の利益も高まる。
また、それらの利益を社会へと還元していくこと、
今の社会でいえば、社会活動や企業のCSR事業といった、
社会へ貢献することで、より人の幸せを高めることができます。
しかし、すべての人が違う価値観や社会背景を持つために、
利害が相反することも起こりえます。
それは当たり前のことです。
皆、考える幸せは違い、それぞれ幸福を求める権利があります。
日本の場合、憲法的には公共の福祉により制限されることはあるかもしれませんが。
ここまで話していて、
自己の利益というものが必ずといっていいほど関わります。
どんなことであっても、自身の幸せが発生しないことには、
この話は成立しないんですね。
自己の利益の上に、相手や社会の利益がある。
自身が幸せになろうとしなければ、相手を幸せにはできないんですね。
だから、まず、自分を幸せにしましょう。
自分のために、自分を使いましょう。
その先に、人のため、社会のためになったら、よりよいじゃないですか。
結局、どんな人も、自分のために生きているんです。
For Me. があるからこそ、For You. や For Them. が成り立ちます。
なんで頑張るんだろう。
頑張りたいことが分からない。
迷ったら、自分のため、を考えてみましょう。
答えは案外近くに落ちているかもしれません。
それでは今日はここいらで。