北森輝の日々成長ダイアリー★

三重大学で看護を学ぶ留年経験者な大学生が日々の生活を語る日記みたいなブログです。

思っている以上にクラスターはでかい。だからこそ。

みなさんこんにちは。輝です。

 

今日は早速本題に入ります。

三重大学クラスター、思っている以上に大きいようです。

news.yahoo.co.jp

 

4日の三重県の発表で、合計15人の三重大生の感染が確認されているということが

明らかになりました。

 

そして、それまでの演習や諸活動による接触で、

かなりの数が接触者の可能性として報道されました。

 

もちろん全ての学生が陽性とは限りませんし、

濃厚接触ではない該当者もいるとは思います。

 

その辺りの細かい続報は、三重県のHPで確認していただければと思います。

少しだけ詳細に触れると以下のようなことが今は記載されています。

 

===============================================

三重県から関西及び和歌山県に宿泊を伴って外出した学生にウイルス陽性が発覚。

それぞれ帰宅後、友人宅や飲食店に行ったことや、学内の演習等で、

さらなるウイルス拡散が起こり、現在のクラスターの人数が想定されることに至る。

===============================================

 

ここでは、一次感染と二次感染を以下のように想定しています。

一次感染:県外への移動及び宿泊

二次感染(例):帰宅後のアルバイトを含む生活行動、校内演習、部活動など

 

より詳細な情報や今後の情報を知りたい方は、上記のリンクをご覧ください。

 

現在の予後としては、半数以上は症状が無くなり改善しています。

しかし、数名は味覚障害などの軽~中等度症状であり、心配な人もいます。

呼吸困難などの重傷者がいないことが不幸中の幸いといえます。

 

大学も現状は、医学部内における演習や課外活動などの一切を停止し、

部活動についても全学で2週間のオンラインを除く諸活動を禁止しました。

 

医学部生は、日々の検温や体調不良時の報告など、

学内でもコロナ対策は行っていました。

しかしながら、このような事態に陥ってしまった。

 

一説ですが、Gotoキャンペーンを利用した旅行だったという説もあり、

改めて地方でもまだまだ旅行や外出をすることによる

感染の可能性が示唆された事例にもなったかと考えます。

 

しかしながら、旅行業界や観光業界は息絶え絶えなところも少なくはありません。

政府としてもやらないと業界がつぶれると踏んでの実行だと思います。

 

もしGotoを利用したとしても、それは国の責任に一任できず、

 

旅行に行った期間もまだそこまでコロナが県内で事例として少ない時期であったため、

一概に学生が悪いとも言い切れないという側面もあります。

 

よく考えれば、めちゃくちゃ学生や大学を叩くことは、

実はあまり的を射ていない行動であると言えます。

 

しかしながら、この状況で旅行に行った、帰省した、

ということはもう少し検討ができなかったのかという声は否めないとも考えますが、

水掛け論になるのでこの辺でやめておきます。

 

いずれにせよ、こうなってしまった以上、

僕らはやるべき事は1つです。

 

二次感染、三次感染を防ぐ。

 

これに尽きます。

何度となく発信してきましたが、

  • 手洗いうがい
  • マスク着用
  • 集・近・閉(3密)を避ける
  • 換気
  • 必要に応じて消毒する

これらを実践していきましょう。

何一つ特別なスキルは要りません。

誰でもできる事です。

 

うがいについては、ボビンヨードの配合されたうがい薬が有効と、

日吉村大阪府知事が発表しました。

飛沫感染を防ぐ上で、口腔内の消毒には一役買います。

ただし、やり過ぎると口腔内の粘膜を傷つけるので適度な頻度の使用が適切です。

 

そしてけして転売や買いだめはしないように。

ボビンヨードは手術などの医療機関でもよく使う物です。

市場に不足することは、救えた命を逆に奪うことにもなります。

 

そして、自分も保菌しているかも、という認識で日々を過ごしてください。

自分は感染していないといいきれる人はいるはずがありません。

無症状の人も多いのが今回のウイルスです。

 

「あいつはコロナかもしれない」という、他人を疑うのではなく、

「自分も保菌していてもおかしくない」と、自分から拡散を防ぐ行動が必要です。

その気持ちがあれば、結果として自分をウイルスから守る行動へつながります。

 

現在、三重大学及び学生への事実無根の誹謗中傷が発生しています。

それはまさしく、他人を疑うところからスタートしています。

皆、自分の身がかわいいとは思いますよ。

しかし、そういったことをされる側になった気持ちを考えてください。

 

特に、匿名性の高いTwitterでは、このようなことが蔓延しています。

自分も記録はしています。

必要に応じて、提出できるよう、自身宛であるもの、そうでないものも

情報提供いただいた物も含めてこちらでは全て記録するようにしています。

 

ここではそういった物を公開はしませんが、

やり過ぎている事例については、事実として保管します。

 

また、メディアも大学名ならまだしも、学部名までは出す必要はあったのかは、

疑問ではあります。

まあ、これだけ出てしまった以上、仕方がないのかも知れませんが、

風評被害に一役買っていることだけは、書き残しておきます。

 

しかし、1000人以上の学生が在籍する医学部で、150人という数字は、

けして無視のできるものではないことは、

所属する学生としては、自覚しないといけないと感じています。

 

また他学部や他大学に所属する方も、

このようなことが起こってしまうということを教訓として、

感染予防行動に努めていただければ幸いです。

 

そして最後のもう一度だけ。

 

誹謗中傷は犯罪です。

 

例え、感染者に問題があったとしても、

それを元に当事者やその関係者を叩くことは、

れっきとした犯罪行為です。

 

けして認められるものではありません。

その人の間違った正義感は、最悪人を死に追いやることもあります。

 

今はいがみ合っているときではなく、

皆で助け合うときではないですか?

 

仏教の言葉にこのような言葉があります。

 

「奪いあえば足りぬ、分けあえば余る」

 

「小欲知足」とも言われますが、

今、自分達は心の豊かさを改めて考えなければいけないと考えます。

浄土宗のWebサイトでこのような記事があったので、

もしよければご覧ください。

jodo.or.jp

 

潜伏期間が長く、感染したタイミングがわかりづらい、

症状も無いことがある、おまけに特効薬もない。

 

皆、怖いのは同じです。

僕も感染していないか怖くなります。

 

そしてそのような中で起こってしまったクラスター。

 

しかも思っている以上にクラスターはでかい。

 

だからこそ。

1人ひとりが行動を考えないといけない。

自分も含めて。

 

今こそ、皆で助け合えい、支え合える社会を作りましょう。

悲しみの連鎖をいつまでも続けるつもりはありません。